口腔ケアとは…
口腔衛生の改善のための口腔の掃除のことです。
検診、口腔清掃、咀嚼・摂食・嚥下の
リハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、口臭の除去、
口腔乾燥予防、歯垢の除去などがあり
ます。
口腔ケアの基本は、歯磨き・デンタルフロスによる清掃・洗口などがあります。
■ プラークコントロール
プラークコントロールをP.M.T.C.といいます。
(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
歯ブラシの届きにくい所や汚れがたまりやすい所の掃除を徹底的に行います。
補助器具として、歯間ブラシやデンタルフロスを使用します。
- 【 プラーク(歯 垢) 】
- 口の中の細菌が食べかすなどをエサにして繁殖した
白いものをプラークといいます。
特にハブラシの届きにくいところにつきます。
虫歯・歯周病・口臭などの原因にもなります。 - 【 着 色 】
- コーヒーやたばこのヤニなど、毎日の汚れが
取れずに積み重なってついたものです。
歯の表面には凹凸ができ、プラークのがつきやすくなります。
口臭の原因のひとつにもなります。 - 【 歯 石 】
- プラークが固まったものが歯石です。
歯石は歯の表面につき、その上にまたプラークがついてしまいます。
■ 歯磨きのポイント
- 【 磨く場所をチェック 】
- ・ 歯と歯の間
- ・ 歯と歯肉の境目
- ・ 奥歯の部分
- 【 磨き方 】
- 1.磨きたい場所に確実に歯ブラシを当てます。
歯と歯肉を傷つけないようにプラーク を落としていきます。 - 2.力を入れて磨くと、歯ブラシの毛先が開いてしまい、プラークを落とすことができません。
また、歯や歯肉を痛めてしまいます。力の目安としては、毛束が真っ直ぐなまま歯の
面に当たるぐらいです。 - 3.効果的な磨き方は、歯ブラシの毛先を使い、小刻みに磨くことです。
- 4.プラークは粘着性が高いため、1ヶ所につき10回~20回ほど磨くのが良いでしょう。
可能であれば毎食後、歯磨きをしましょう。
※自己流の歯磨きではなかなか歯垢は落とせません。
専門家による歯磨き方法の指導
を受けることをお勧めします。